台北市民政局は1月20日(木)、アラブ首長国連邦のドバイから19日(水)に入国した台湾籍の女性について、到着後隔離用ホテルにチェックインせず行方をくらましていたことを発表した。女性は26歳で、名前は「潘茹玉」といい、20日(木)22時頃友人宅にいるところを発見され、身柄を隔離施設に送られた。
民政局によると女性は隔離ホテル前に到着したもののチェックインせず、迎えに来た友人のバイクで北投にある友人宅へ向かった。同局は何度も連絡を取ろうと試みたものの繋がらず、警察に通報。警察の協力で行き先が判明し、友人宅で無事女性を発見したという。
女性が隔離施設を離れていた時間は6時間以上24時間未満だったことから、同局では関連法規に則り女性に60万元の罰金を科した。なお罰金額が同様のケースよりも10万元ほど上乗せされているとの指摘について、同局は女性が故意に虚偽の在宅隔離先住所を提出していたことによると説明している。