「先住民の日」に当たる8月1日(日)、アミ族で総統府のコラス・ヨタカ(谷辣斯・尤達卡)・報道官はこの日を「先住民の記念日ではなく、台湾国民すべての記念日だ」と話した。
先住民はかつて「番仔」や「山地人」「山地同胞」などと呼ばれたが、差別的な意味を含むとして1994年8月1日に「原住民(先住民)」に改称。またこの日を「先住民の日」とし、民族の権利回復や歴史の再認識に努めている。
一方、近頃小学生向けの国語教材に、先住民を蔑視する表現が見つかり、アミ族の花蓮縣議員が抗議した。教材は2008年から使われており、「山地同胞」や「アミ族の文化は送れている」などの記述があった。
(8月2日)