南投縣で昨年発生した高校生による暴行事件をめぐり、縣政府はこの度、ポータルサイト「巴哈姆特」が加害者の個人情報を掲載しているとして、運営者に6万元の罰金を科し改善を求めた。
同サイトでは、同級生の女子を暴行した男子高校生の顔写真や氏名など個人情報を掲載。ユーザーが投稿したものだったが、縣政府は昨年10月、運営者に対し「児童少年福利権益保障法」に抵触するとして削除を求める旨を通達。しかしその後対応がみられなかったため11月、12月にも続いて通知したが、やはり放置状態だったとして罰金処分の決定を下した。
なお運営者はこれに対し「実質的な作業を進めており、対応を拒否したわけではない」と説明している。
(3月22日)