中央流行感染症指揮センターは2月16日(火)、臨時会見の席上で6月までにイギリス・アストラゼネカ社製ワクチンが台湾に到着することを明らかにした。
WHOは2月、新型コロナウイルスのワクチンの公平分配を目指す国際的なプログラム「COVAXファシリティ」に基づき、同社製ワクチンの使用を許可。指揮センターによると提供先リストの非加盟国枠に記載された台湾を含む5~8カ国にワクチン130万本が分配される。すでにCOVAXから必要書類の提出を求められており、3月にもワクチン接種を始める見込み。
なお韓国ではワクチンの優先接種対象から65歳以上の高齢者を除外したが、陳時中・指揮官は台湾での接種対象や方法について「詳細なデータを検証のうえ専門家と決定する」とし「来年の旧正月の出国を期待したい」とした。なおドイツ・ビオンテック社も台湾へのワクチンの提供に同意している。
(2月18日)