中央流行感染症指揮センターは8月1日(土)より、外国人の医療目的での来台を許可することを発表した。ただし、健康診断や美容医療を除く。
衛生福利部によると、昨年台湾を訪れた外国籍の医療患者数は38万人。健康診断や美容医療も含むほか、がん治療や外科手術、生殖医療などの治療を受け、うちのべ8000〜9000人が入院した。
一方、一部の医療従事者や政府関係者の中には、近頃台湾から帰国したタイ人に新型コロナウイルス感染が発覚し、台湾内での感染の可能性も疑われることから、受け入れは時期尚早と見る声もある。これに対し陳時中・衛生福利部長は、来台を希望する場合は、事前に医療機関を通じた申請のほか、自主的な健康管理および自宅隔離の徹底を要するとした。また現在のところすでに7件の申請があり、うち3件ががん治療だという。
(7月29日)