昨年10月21日(日)、台湾東部の宜蘭縣で発生した特急列車「普悠瑪號」6432便による脱線事故で負傷した7歳の男児が、2月21日(木)、4カ月に及ぶ昏睡から奇跡的に意識を取り戻した。
男児は台東に住んでおり、台北で行われた知人の結婚式に参列した帰り道での事故だった。事故で頭を強く打ち、脳挫傷から脳出血を起こし昏睡。宜蘭の病院に入院したが昨年12月台北に転院、1月に市内で再び転院し、医師らの懸命な治療の甲斐あって意識を取り戻した。
意識も次第にはっきりし、呼びかけに答えたり笑顔を見せたりしているという。
(2月22日)