6月18日(月)朝、大阪府北部にてM6.1規模の地震が発生した。これにより陸・空とも交通面に大きく影響し、長栄・中華航空ではキャンセル待ちから漏れた旅客らが足止めとなった。長栄航空は翌19日(火)、予定していたエアバスA321型機をボーイング777の大型機に変更。前日に搭乗できなかった旅客を乗せ、台北へと飛び立った。
人気の観光スポット「ユニバーサル・スタジオ」は約2時間遅れで開園したものの多くのアトラクションが停止、著名な旧跡・寺社仏閣も閉館するなどの事態に、観光客らも肩を落とした。
震源に近いエリアでは17万戸が停電、10万戸がガス供給を停止。大阪府は地震発生後、近年人気の〝民泊〟利用者を含む外国人旅行者や居住者を対象とした「災害時多言語支援センター」を立ち上げたが、認知度が低く旅行者の利用には至らなかったという。
(6月20日)