中国四川省阿壩州九寨溝縣で、8月8日(火)21時19分、マグニチュード7.0規模の大地震が発生。中国政府の発表によると、10日(木)朝時点で少なくとも19人が死亡、247人が負傷しうち40人が重傷。なお、現在同地を観光に訪れている台湾人341人はいずれも無事が確認されている。
震源地は北緯33.20度、東経103.82度、震源の深さは20kmと浅い。中国地震局の専門家によると、同地は岷江・東崑崙活断層の交差区域に当たる。10日(木)までに769回の余震が起きており、今後も強い余震が起きる可能性は高いという。
中国政府は現在も被災者の捜索・救援活動が進行中であるとし、死者が今後も増え続け100人にのぼると推計している。
(8月10日)