台湾人の父親と南アフリカ人の母親を持つ混血の青年が、10月8日(火)、30数年ぶりに居留許可証を取得した。
青年は34歳で、アミ族の父親と南ア人の母親の間に生まれ、1歳の時に父親に伴われ来台。当時所持していた南アフリカ籍のパスポートと居留証の期限が切れた後、再申請するには南アに戻り出生証明及び両親の結婚証明書類を取得する必要があったため、身分を証明するものがないまま30年以上生きてきた。保険証がないため病院にもかかれず、学校にも通わず祖父から教育を受け育った。
青年はすでに事実婚の妻と息子がおり、今回の居留証取得は一家にとっても喜ばしい出来事となった。
(10月8日)