台北地方法院は12月3日(月)、台北市選挙委員会にて11月24日(土)に行われた台北市長選票数の再集計作業を実施。
わずか3254票の僅差で落選した丁守中氏が結果に異議を唱え、再集計作業に立ち会った。
市内の投票所は全1563カ所。初日には大安区の208投票所、2日目には文山区の215投票所の開票が進められたが、その中で「3000票」と書かれた投票箱の中に、実際には3940票しか入っておらず、60票の投票用紙が消失していることが判明した。
地方法院は翌4日(火)、60票は空白などの無効票だったため、箱に入れなかった可能性があるとして、有効票数が一致するか確認するとの方向性を示した。
地方法院によると、5日(水)までに前述の2区ほか内湖区、士林区211投票所、計634投票所の開票を終え、進行率は45・56%。計8日間で終えるとしている。
(12月6日)