9月22日(土)の中秋節を前に、食品薬物管理署は8月15日(水)、月餅を含む中秋節商品の検査を行うことを発表した。月餅や中身の餡などの製造業者、季節商品にギフトセットなどが対象となっている。
同署によると、すでに農業委員会や環境保護署と連携。農業委員会衛生福利部とともに果物など農産物及び市販食品を、環境保護署では化学添加物などの業者を調査するという。
また新北市衛生局は今年は8月25日(土)に当たる旧暦7月15日の「中元節」祭事商品を対象に無作為の抽出検査を実施。この結果、供物となる食品87点中豆腐製品2点に安息香酸及びソルビン酸が含まれていたことがわかった。この2点の製造業者はそれぞれ3万元の罰金が科された。
そのほか、桃園市平鎮区の鶏卵生産業「元山蛋行」が変質、カビの発生、虫が湧いた鶏卵液を一般の鶏卵液と混ぜ給食業や菓子生産業者へ販売していた件で、検察局は同社に最高で2億元の罰金を科す可能性を示唆している。
(8月15日)