新型コロナウイルスの流行を受け国内外でマスクの供給が不足している中、台湾大学環境職業健康科学所・陳志傑教授は2月10日(月)、「リスクの高いエリアでの使用を除き、毎日交換する必要はない」との見解を明らかにした。
陳教授によると、一般的に市販されているマスクは「人をウイルスから守る」よりも「人から周囲への感染を防ぐ」効果を見込むもので、咳やくしゃみなどを通じて他者への感染を予防できる。N95マスクなど医療用、工業用のものは他者からの感染予防になるが、一般市民が生活する場は「低リスクエリア」であり、必須ではないと指摘する。
(2月11日)