台中市太平区の公演で、2月18日(月)、一家4人の遺体が見つかった。男性が妻と子ども2人を道連れに練炭で無理心中を図ったものとみられる。
台中市検察署によると、妻の頸部に圧迫痕と、手指に抵抗した痕跡があったほか、腕部はビニールテープで拘束されていた。21日(木)午前に検死解剖を行う予定。
男性は32歳、妻は34歳で9歳の男児と6歳の女児がおり、いずれも男性が所有するタクシー車内で死亡していた。近親者によると2人は2009年に結婚。毎年春節には妻の実家に一家で帰省していたが、今年は帰らなかった。妻の姉の話では、妻は夫の仕事ぶりに不満を持っていたほか、夫の要求に応え一度豊胸手術を受けており、今回二度目を要求されたことがきっかけで離婚を考えていたという。
車内には薬物や飲料の缶が散乱しており、警察は事件当日、離婚を切り出した妻を夫が殺害、子どもたちも道連れに練炭自殺したものとみて捜査を進めている。
(2月18日)