労働部職業安全衛生署は近頃、台湾全土にあるドリンクスタンドを無作為に20店抽出、抜き打ちで労働規定の順守状況調査を実施した。
今回の調査は大手チェーン10社を対象に実施。残業代の不払いや7日以上の連続勤務、タイムカードの不備など計104項目の規定違反が判明した。
労働部長・許銘春は4月17日(火)午後、西門町のドリンクスタンドを訪問。スタッフに自身の労働権益について関心を持つよう呼びかけた。なお違反店舗は3カ月以内に改善しない場合3~15万元の罰金が科される。
また2015年に残留農薬の規定値を大幅に超過したバラの花びらを使用していたことが発覚し閉店に追い込まれた紅茶スタンド「英國藍/STORNAWAY」のフランチャイズ店舗36店が同社を相手取り損害賠償を訴えていた件で、台南地方裁判所は16日(月)、同社に計450万元の賠償を命じた。
(4月17日)