エバー航空の客室乗務員らがストライキを決行してから7日目となる6月26日(水)、同社は7月7日(日)までの新規運航ダイヤを発表。計1045便の運休が決定し、乗客のべ26万4984人に影響するとみられる。
同社では20日(木)16時よりストを開始。26日(水)までに295便が欠航、累計損失は13億4000万元にのぼる。
同社乗務員が加入する労働組合「桃園市空服員職業工会」は同社に対し、「パーディアム(日当)」の引き上げや長距離フライト9路線のシフト改善、国定祝祭日の手当引き上げなど8項目に渡る要求を提出。また同社が保管する職員のパスポート、台湾同胞証明書、従業員証明書について弁護士を通じ返還を要求し、これまでに2300人分が返還されたという。
なお同社総経理は24日(月)、客室乗務員の新規募集を計画していることを明らかにした。報道によると募集人数は200人にのぼり、スト中の職員に代わる要員補填とみられているが、同社では毎年恒例の募集であるとしてこれを否定している。
(6月27日)