今月、日本から10回以上の台湾リピーターの友人が来るので、またしてもプレッシャー…。好きな店に二度行きたいってタイプではなく、新しいうまいものが食べたい、さあ連れていけっていう女王タイプなんだよね。昔はキラキラしてかわいかったのに、歳を重ねると貫禄が出ちゃってさ。
じゃあまあ、台湾料理らしいものを食べてリサーチしておこうかね、ってことで今日は漢方入りの鴨肉スープ屋さん。寒くなるとこぞって食べる「當歸鴨」。漢方のトウキ(当帰)でダックを煮込んだやつで、独特の香りが苦手って人も多いよね。
今日は1人メシだからシンプルに鴨肉飯とスープ、ゆでキャベツの定食だけ注文。到着時間が5分~35分て、お風呂入るには微妙なので大人しく待つこと35分…入ればよかった…。フタを開ける前からすんごい濃厚な漢方臭。トウキだけじゃなくセンキュウ(川芎)にジオウ(地黄)にカンゾウ(甘草)などなど漢方たっぷり、滋養強壮作用があって冷え性にもいいんだって。夏こそエアコン冷え症だからちょうどいいや。
湯気と共に匂い立つ漢方臭。鼻腔からエナジーチャージ?
まずはスープから。ウン、甘い。シナモンっていうかニッキみたいな匂いがすごいな。ニッキ飴は好きだけど…ウン…好みが分かれるだろうな。ごはんの方は鴨肉に醤油ベースのタレがかかってて、めちゃくちゃおいしい。友人には鴨肉飯だけ食べさせよう。