気軽に通えるなじみの店
外観からして居心地のよさを感じさせる隠れ家的居酒屋「森蘭夜食小酒居」。メニューに特別さはないが、焼鳥や焼魚などいかにも日本の居酒屋らしいものを揃え、毎日通える気軽さを醸している。
こんがり火を通し豆の旨みと甘みが凝縮した「塩焼き枝豆」(60元)でスタート。串物のマストオーダーは、塩にワサビ、ネギ塩、明太子の4つの焼鳥が楽しめる「焼鳥盛り合わせ」(250元/各1本)。台湾産地鶏を大きめにカットし、低い温度でじっくり焼き、皮はパリッと、身は弾力があってジューシーに仕上げた。コリコリした歯ごたえの「鶏軟骨揚げ」(150元)は、自家製ソースで。甘酸っぱいソースは、つい「もう1本」と手が伸びてしまうおいしさだ。
一番人気の「ねぎ塩牛タン」(180元)は、毎日手作りで仕込む味付きネギが決め手。コクがあるのにさっぱりとしたネギダレを柔らかい牛タンに巻いて口へ運べば、ビールが進むこと請け合い。
オリジナルショットで乾杯
今回は「アサヒ生ビール」を99元で提供。さらに「巨峰サワー&桃サワー」も偶数杯目を半額に。見た目も華やかなサワーはフルーツの味をそのままぎゅっと詰め込んだ味わいで、性別・年齢問わず人気のドリンクだ。
そのほか焼酎に日本酒、ワインなども豊富に揃え、中でもスピリッツ系のカクテル「shot」は乾杯に持ってこいだ。アブサン・テキーラ・カルーアを3層に重ねた「A・T・K」(150元)、イチゴと桃のリキュールにレモンジュース、ウォッカの上に添えたスライスオレンジと金平糖を口に含みつつ飲む「キャンディ・ショット」(200元)など7種のオリジナルは、つい順番に試してみたくなる。
デザートには、日本の夏祭りを彷彿とさせる「りんご飴」(90元)を。近所に住む人ならなおさら、日常づかいの一店に入れておきたい店だ。
Info
住所
中山区民權東路一段12巷15号1F
TEL
0900-670-178
営業時間
18時~翌1時(ラストオーダー23時半、日曜定休日)
席数
24席
予算
800元~
エリア
中山國小