【ジャピュラン☆ガイド】第122回 白鳳商店HAKUHO(バイフォンシャンディエン)

ふらり入ったら別世界

 電気市場に行った帰り、ぶらぶら歩いていたら角地にあるお店にふと目が止まる。渋い色味のタイルにオレンジのレトロなフォント。ビビッときたので、とりあえず入ってみる。 扉を開けた瞬間の脳内第一声は「なんだこの空間!」。インテリアが全部オールドモダン折衷アメリカンっていうのかな、70年代にタイムスリップしたみたい。左手にはバーカウンター、右手にはピンクのパーティションで仕切られたボックス席、奥に進むとレコードやカセットテープがずらりと並ぶコーナー、照明も何層にも重なっていて奥行きがある。

 で、インテリアだけじゃなくてスタッフまでみんなオシャレなの。シティボーイ風というか、雑誌から抜け出してきたかのよう。きっとみんなポ○イ読んでるに違いない。水のグラスは招き猫とロゴが入った昔ながらのガラスコップ、こういう細部へのこだわりで全体をビシッと引き締めるのね〜。

▲映画のワンシーンみたいな空間で、料理も映える

 

リピ必至、長居したい店

 好きな席に、と言ってくれたので2人だけど4人用ボックスに。あそこに座れここに座れ、隣り合わせで詰めろとか命令されないだけで株が急上昇。 オーダーを済ませ、改めて店内をじっくり観察。ウォン・カーウァイの映画に出てきそうだわ〜「2046」か「花様年華」か……向かいでトニー・レオンがタバコをふかしてる様子を妄想してたら、顔がにやけちゃう。

 頼んだのは店名を冠したつけ麺「白鳳夏季限定沾麺」(300元)と台湾風ジャージャー麺「私房炸醬麵」(240元)、デザートにマルベリークリームチーズトースト「桑椹乳酪烤土司左香草冰淇淋」(240元)。ドリンクは私が「アイスラテ」(180元)、連れはオリジナルカクテル「タイペイ・シティ・オブ・マインド」(400元)…麺より高い!

 つけ麺は素麺みたいだけどコシがあるしタレは旨味があって、添えてある炙り鴨肉もさっぱりしてておいしい。オシャレなだけかも、と期待してなかったのにうれしい驚きだわ。ジャージャー麵は甘めの肉みそが麺によく絡んで、これもうまい。トーストはサワードウにマルベリーとクリームチーズの組み合わせで、酸味とまろやかさがいいバランス。

 調べたところ、内装は話題の設計事務所が手がけたそう。なるほど、納得のデザインだわ。いやーしかし1人でも友達とでもしっくりくる、いい店見つけちゃったなあ。ここはリピート確定。

info

住所 台北市大安区市民大同三段148號
TEL 02-8772-4876
営業時間 14時~翌1時(月曜休み)
席数 約20席
予算 300元~/人
エリア 忠孝新生

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