【ジャピュラン☆ガイド】第102回 北平楊順順小館 (ベイピンヤンシュンシュン )

台湾で北京料理を食す 

 週末の土曜日、台湾在住日本人料理家・電鍋子さんと、なんと札幌で台湾料理カフェを経営していらっしゃるお友達の方と気の張らない食事の約束。お店選びは私に任せるってことだったので、私が食べたい北京料理に。台湾リピーターなら、ローカル有名店はたくさん行ってらっしゃるだろうから、ちょっとタイワナイズされた中華料理でもいいよね?
 MRTの南京復興駅が最寄りだけど、ほか3駅もほぼ同距離という穴場。近隣住民にこよなく愛される店との噂だったので、あえて予約はせず19:00というディナーゴールデンタイムにお店へ。

▲北京料理の王道「京醤肉絲」に「合菜戴帽」はマスト

 

まろやか家庭風の味

 店内は4人掛けテーブル2つを残して満席。この2つも予約済だったりして…と一抹の不安が脳に過ぎりつつ、おばちゃんに「3人なんだけど」と声をかけると「あーそこ座って! 」と言われました。よかった~。店員さんたちはみんな超大忙し、ホレホレと渡される箸や皿、メニューを受け取り座ります。
 まず絶対食べたいのが「京醤肉絲」(180元)。豚肉の細切りの味噌炒め、これをクレープ「荷葉餅」(30元/2枚)で包んで食べるんだ。3人で2つずつの想定で、皮は3皿、計6枚ね。あとはあれこれ各自食べたいものを注文。  まずは前菜、クラゲの和え物「涼拌海蜇皮」(200元)が登場。クラゲがごろごろ大ぶりで、雑というか大らかというか…食べ応えがあるね。そしてお待ちかね「京醤肉絲」。ここは手で厚めの皮に包んでパクリ。うんま~い!! 本場よりちょっと甘いけど、しょっぱすぎずこれはこれでアリ。
 それから「合菜戴帽」(150元)、この店では『代帽』って書いてあるけど誤字だよね(笑)? モヤシにキクラゲ、タケノコなどの炒めに玉子を帽子のようにのせた料理。玉子がまろやかで飽きの来ない味だ。
 ショウガと酢で炒めた「薑糸大腸」(190元)は酸味が効いて、脂っこい料理に疲れた口をさっぱりさせてくれるね。あぁ~ほかにも食べたいものばかり、これはリピートしなくちゃ!

info

住所 台北市中山区合江街43号 
TEL 02-2509-9032
営業時間 11:00~14:00、17:00~21:00(水曜休み)
席数 約30席
予算 300元~
エリア 南京復興 

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