法務部調査局は4月21日(水)、新竹縣関西鎮の山間で大麻を違法に栽培する密売組織を検挙。国内における過去最大の大麻摘発案件となったことを明らかにした。
密売組織は山間にある工場を借りて大麻を栽培。温室には市場末端価格にして5億元にも及ぶ大麻1608株が植えられていた。
調査によると、同組織はコロナ禍で国外から大麻の入手が困難となり、国内での〝地産地消〟を目的に栽培を開始。温室はスプリンクラーの自動給水システム完備で、立ち入り捜査時にはメンバーが施肥していた。
同局では昨年11月、摘発したアンフェタミン6.5㌔が移送中に紛失しており、今回は移送・保管とも厳重に警戒。
(4月21日)