大型量販店「好市多」台南店が、昨年通勤途中に事故に遭い休職していたスタッフを不当に解雇したとして、台南市労工局はこの度同店に対し労働基準法違反で4万元以上の罰金支払いを命じる方針を示した。
同スタッフは昨年8月、通勤途中の事故で脚を負傷。傷口から感染症を引き起こしたため手術を受け、医師の指示で入院と自宅療養期間を合わせ約1カ月半の休暇を申請した。しかし同社はスタッフに出勤を要求、さらに10月には依願退職書類と契約更新書類にサインさせて復職できると思い込ませた。労工局は労災休暇中の解雇は違法であり、さらに同スタッフの雇用契約内容にも問題があったとして同店を処罰した。
(3月8日)