添加物残留の米豚肉 輸入業者が会見へ

 台湾政府が成長促進剤のラクトパミンを投与した米国産豚肉の輸入規制を緩和した件で、国内の輸入業者は12月3日(木)台北市内で会見を開き、輸入に関し自主規制を行う方針であることを明らかにした。

 会見にはおよそ80の精肉輸入業者が出席。事業に関して現状を維持し、ラクトパミン無添加肉を継続的に選択していくこと、ラクトパミン無添加であることを正確に表示した輸出業者の認証済みのもののみを取り扱っていくことを宣言した。

 台湾ではラクトパミンを使用した牛肉・豚肉の輸入を解禁することを決定。これに対し国内では総統が国家利益を追求し国民の健康を無視しているなどと批判が高まっている。

(12月3日)

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