バングラ帰国者の再陽性発覚 感染後の帰国条件改めて周知

バングラデシュの病院にて新型コロナウイルス感染が確認され治療を受けた夫婦が6月15日(月)、帰国の検査で再び感染陽性と診断されたことがわかった。

海外で感染・発症した者の帰国に関しては①発症日から帰国まで2カ月が経過しており、すでに緩解状態にあること②発症日から10日が経過しており、二度に渡る検査で陰性と判断された証明を提示すること(検査の間隔は24時間以上)の2条件が設定されている。中央流行感染症情況指揮センターは17日(水)、この条件を改めて公布し、遵守するよう呼びかけた。

帰国した夫婦のうち、妻の女性はこの条件を満たしていなかったが、機内では防護服とマスクを着用し、自主的に通報したとして処罰を免れた。しかしながら機内の様子を記録した映像からマスクのみで防護服を着用していなかったことが判明、同センターは調査のうえ事実であれば6万~30万元の罰金支払いを科す方針を示している。

(6月17日)

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