高雄地方検察署と廉政署(汚職防止委員会)はこのたび、国営企業の入社採用試験で替え玉受験を請け負っていたとして、大手国営企業「台湾中油」や「台湾菸酒」の職員ら6人を詐欺などの罪で起訴した。
調べによると被疑者らはおよそ2年に渡り、受験生家族から75万~120万元を受け取り、国立有名大学の優秀な学生を招聘、国営企業6社の入社試験で替え玉受験を請け負っていた。しかしながら今年1月、受験生の1人が「父親が全部うまくやってくれたから必ず受かる」と漏らしたことから替え玉が発覚、二次試験現場で複数の替え玉受験者の身柄を確保した。
また代替受験者46人と受験者、受験者の家族は現時点で起訴猶予処分を受けた。
(6月10日)