台北市文山区にある萬芳高中で5月12日(日)、地理の教師を選任するための試験が行われ、180名が受験した。5人の試験官が最も優秀な教師9名を選出したが、学校側は「該当者なし」の判断を下したことが試験官の1人を務めた同校教師のFacebook投稿によりわかった。ㄑ
投稿によると、試験は同校から2人、外部から3人を招聘し実施。いずれも充分に専門的な視点から審査を行い、全員一致で選出したにも関わらず学校側から否定され、180の受験者の権益と同校の名誉を侵害していると嘆いた。さらに「現在の教育現場環境には羞恥を感じる」と綴っている。
これに対し市教育局は同校の審査プロセスに問題があると指摘し、調査を開始。同秘書は、試験は筆記のほか面接、教員試験の各成績で構成され、筆記試験は参考にすぎないと反論しつつ、調査の結果を待つとしている。
(5月13日)