警備員が買い物客に暴行 万引き犯と間違え衝突か

台中市にあるアメリカの大型会員制スーパー「コストコ」にて、4月13日(土)、男性客が警備員から万引きを疑われ、抵抗したところ暴行を受けるという出来事があった。男性客は警備員ら4人を、虚偽告訴罪、強制妨害自由罪、誹謗罪で警察に通報した。
男性はデザイン会社を経営しており、同日13時頃銀行で現金12万元を引き出した後、同店を訪れた。商品を数点購入し店を出ようとしたところ、警備員は男性がズボンとサプリメントを万引きしたとして立ちはだかり、退店を阻んだという。当初警備員は身分を明かさず私服だったため、男性は鞄の中の現金を狙う強盗と誤解。衝突の結果男性は床に押し倒され、鞄と身体を調べられたが未会計の商品は出てこなかったという。
警備員らは男性客が「自ら転倒した」と主張しているが、周辺にいたほかの客が撮影した動画が流出、証拠となって波紋を広げている。
(4月17日)
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