中国大陸でツアーを開催中の香港スター、ジャッキー・チュンのコンサート会場で、長年逃亡を続ける指名手配犯が続々摘発されている。
ジャッキー・チュンは2016年10月から中国、シンガポール、タイなどアジア圏のほかアメリカ、オーストラリアなどを巡るワールドツアーを展開。中国の警察当局ではAIを用いた監視カメラと公安当局のデータベースを連動させた顔認証システムで来場者を監視。昨年4月以降南昌、嘉興、金華、洛陽など10カ所でそれぞれ1人の逃亡犯を検挙、また9月には四川省の会場で10人、12月の蘇州会場では、22人の逃亡犯が検挙され、チュンは「逃亡犯にとってもやはりスター」と評されている。
(1月2日)