台北市松山区近辺で今月初旬、腐食性の薬品を浴び負傷した野良猫が多数目撃されていた件で、猫好きを公言する男性タレントが周辺のパトロールを実施している。
負傷した野良猫は今年5月末頃から、松山区の復源公園や敦化公園一帯で見つかるようになり、市の愛護団体や動物病院などがこれまでに11匹を保護。いずれも熱湯や熱した油、薬品により皮膚や肉にけして軽くない傷を負っており、異常者による虐待的犯行とみられる。
野良猫の保護団体は市民に対し、猫がこれ以上被害に遭わないよう注意・保護を呼び掛けるとともに、20万元の奨金をかけ犯人を目撃した場合の通報を促している。
(7月9日)