ワイルドな調理場は屋台風。持ち帰りもOK!
「入りにくい店に行ってみたい!」台北駐在マダムにリクエストされすぐ頭に浮かんだのは、忠孝復興近くの小路にある「ピエンシー(扁食)」の店。
実はココ、時々向かいのカフェのベランダからウォッチしていたの。古びた屋台のような店構え、地元の人たちがひっきりなしに出入りするけど、日本人女性にはちょっと敷居が高いかも、なんて。
「扁食」は、いわゆるワンタンのこと。この店は高雄が発祥の創業30年を超える老舗で、屋台のような調理場の後ろには、思いがけないほど奥行きのある店内。壁に貼られた写真を見ると、台湾や香港、日本の媒体にも紹介されているみたいね。
激うま自家製チリ
大人女子は麺類でおなか一杯にするより、あれこれおかずをつまみたいもの。今日はスープワンタン「鮮肉扁食」(70元)、「鮮蝦扁食」(70元)と、小皿は「青菜」などをいくつか頼んでみたわ。扁食はつるっつる、お店で包んでいるから新鮮でジューシー。マダムもスープの出汁加減に感激してるみたい。ほどよい塩味、カツオ出汁の旨味がよく効いていて、扁食との相性も抜群ね。可愛らしい容器に入った唐辛子ソースは、ただ辛いだけじゃないのがエライ! 自家製ならではのコクとほのかな甘みもあって、扁食に乗せて食べるとまた格別。辛いものが大好きな私はたっぷりめに、辛いのはそれほど…というマダムはちょっと乗せで、「味が締まっておいしい!」と大感激。
「タケノコ食べるか!? タイワンタケノコ、アマイ、オイシイ!」お店のおばさんに薦められた小皿は、直球型の推薦文通り。豆干はしっかり味が染みて、こんなに柔らかく仕上がるんだねと感動するひと皿。「注文しすぎたかな?」と心配したけど、キレイに完食して満足、満足。勇気を出して入ってみて正解!。
注文はチェック式だしお店の人たちも気さくでフレンドリー、全然入りにくいお店じゃなかった。マダムも喜んでたし、入りにくい店突撃隊、また行こう!
info
住所 大安区敦化南路一段236巷23號
TEL 02-2752-5741
営業時間 8時半~22時(無休)
席数 約30席
予算 約70~200元 投稿