台中市議員・黄欣慧は12月18日(月)、今年末の年越しイベントにて花火の打ち上げを行わないことを明らかにした。
台中市では予算など財政関連の問題が長く議論されており、花火の打ち上げ費用カットを取り決めたものとみられる。しかしながら市政府は、打ち上げ費用は昨年予算の中でも多くを占めるものではなかったとして、この決定が財政に大きく作用するとは考えにくいという。ただし大気汚染や資源消費の観点からの貢献もあるとして決定は覆らないとしている。
一方、南投縣の日月潭では、5年ぶりに年越しイベントを開催する。縣内ではほかに2つのイベントがあったため休止していたが、この2年ほどの日月潭を訪れる旅行客の減少を受け再開。旅行客数は2015年は446万人だったのに対し、今年は現状で298万人。イベントは23日(土)から、歌手のステージなどのほか30日(土)からは湖畔でのマーケットも行われる。
また新北市五股区の観音山でも、31日(日)21時からイベントを行い、101の花火が見渡せる。
(12月20日)