バナナの取引価格が暴落 例年より24%の供給過多

 

台湾農業委員会によると、近頃、台湾国内でバナナの価格が低迷し、生産農家の収入に影響を及ぼしていることがわかった。

今年1月時点での販売価格は1kg当たり100元と高値で取引されていたが、生産過多となり十数元まで落ち込んでいる。台湾では昨年の台風「梅姫」により南部のバナナ生産地が打撃を受け、今年上半期の供給量が減少。そのため取引価格も高騰していたが、今年は台風も少なく、また高温に恵まれ生産量が盛り返し、例年より24%増となった。しかしながら味や食感など品質が例年に比べ落ちるとして価格が下がり続けている。

(10月18日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台南市成功里では、かつて空軍従事者とその家族の居住集落「二空」眷村の高齢化が進み、高齢者の孤独死が深…
  2. 世界ランキング上位の各国・地域代表が参加する野球の国際大会「プレミア12」決勝戦が11月24日(日)…
  3. 海外在住日本人の保険・資産保全サポートを手掛ける「110フィナンシャル」が、12月7日(土)~9日(…
PAGE TOP