台湾の彰化縣にある養鶏場で、8月22日(火)、生産された鶏卵から殺虫剤成分「フィプロニル」が見つかったことがわかった。
フィプロニルはゴキブリやダニの駆除に使われる殺虫成分。7月にヨーロッパと韓国で生産された鶏卵の汚染が判明、香港を合わせた17カ国で出荷を停止、汚染卵100万個が回収され100カ所以上の養鶏場が封鎖されている。
行政院農業委員会はこれを受け、国内の検査を実施、彰化縣の3つの養鶏場で基準値を上回る同成分が見つかった。追って流通ルートなどを確認し、汚染卵は堆肥に転用される。
(8月23日)