新北市新荘区で7月28日に発見されたスーツケース内の遺体に関する事件で、警察は29歳の男を有力容疑者として8月3日(日)未明に逮捕。スーツケースから検出された左手親指の指紋と照合した結果、遺体は約3週間前から行方不明となっていた容疑者の父親であることが判明した。
@自由時報
容疑者は軽度の精神障害との診断を受けており、取り調べに対して事件への関与を一切否認。「父親の行方はわからない。探してほしい」「自分は無実だ」と繰り返しているという。警察は目下、直系親族の殺害と遺体遺棄および証拠隠滅の容疑で男を新北地検に送致した。
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スーツケースは新荘区新泰路の側溝で発見。警察は過去22日間の監視カメラ映像を洗い、容疑者が7月6日深夜にスーツケースを自宅から持ち出し、鉄橋から投棄する様子を確認した。
遺体は腐敗が進んでいたが、指紋データと照合し、身元が確認された。
(8月5日)