家庭ゴミの不法投棄にAI導入 台北市、違反監視システム

台北市環境保護局はこの度、大同大学と共同で開発した「AIスマート識別システム」を活用し、家庭ゴミの不法投棄の取り締まりを強化する方針を明らかにした。
@工商時報
台北市では深夜や早朝など、人通りの少ない時間帯に市民が路上のゴミ箱に家庭ゴミを不法投棄する事案が後を絶たない。同局では主にバス停やMRT駅、商業エリア、夜市、観光地など人の往来が多い場所にゴミ箱を設置。本来は移動中に生じた雑ごみなどを捨てるためのものだが、自宅の家庭ゴミを不法に投棄するケースが散見され、害虫・ネズミの発生など環境の悪化、歩行者の通行障害に繋がっている。
この度開発された新システムでは、監視カメラ映像をAIが解析し、ゴミを違法投棄する動作を自動で判別し抽出して記録。現在、一部地域で試験運用し、今後、段階的に全市へと展開される見通し。
なお、違反者には3600~6000元の罰金が科される。

(4月26日)

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