わたしの台湾子育て記 Vol.11 台湾で地曳網体験

台湾で地曳網体験

 台湾人の友人ファミリーに誘われて、地曳網漁法の体験に行ってきました。地曳網は中国語で「曳地網」ですが、台湾語の「牽罟(カンクー)」と呼ばれるそう。牽罟は古くから北東部を中心に伝わる伝統漁業の一つです。
40人以上で催行ですが、集合場所にはたくさんの人。受付を済ませ、黄色い帽子をもらいます。
まずは地曳網漁法と注意事項の説明があり、いよいよ浜辺へ。歩いて数分で到着し、2グループに分かれます。
ロープと網を積んだ船が沖合いのポイントへ向かい、網が海岸に対し平行に置かれ、ロープが海岸に戻ったタイミングでいよいよ地曳網体験スタート!

 漁師さんの掛け声のもと、大人も子どもも力を合わせてロープを引きます。20分ほど引いたところで漁師さんから「網が見えてきたぞーもう少しだ!」と声をかけられ、手に力が入ります。
網が浜に引き上げられ、漁師さんたちが手際よく手繰り寄せて中を収穫。魚が勢いよく跳ねる様子に子どもも大人も歓声を上げます。漁師さんから魚の名前を教わり、魚を手に記念撮影。口の尖ったダーツやクラゲ、ウニ、フグなど、様々な海の生き物に触れることができました。
魚は漁獲量によって持ち帰れる時もあるそうですが、この日は名産のイカ(中巻)と海鮮汁ビーフンが配られみんなで食事して解散。体験地は金山なので、海鮮レストランでランチを楽しみ、老街でサツマイモのおやつを堪能し、海遊びを兼ねて地曳網に参加するのもいいかも。チビ太も楽しそうな充実した夏の1日でした。

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