思い出の詰まった湖南料理
今日は6歳の子がいる友人とひさしぶりの会食。前回はこの子が幼稚園に入る前だった気がする…あっという間に2倍のサイズになってるし、時の流れってホント恐ろしいね。
子どもを連れてのごはん、よくわからないので、お店選びは友人におまかせ。「湖南料理好きだったよね。ここ、時々来るの」と連れて来てくれたのがこちら。
おお、店名に「湘」とあるこの店、あちこちで見かけるけどきっと湖南料理なんだろうなと思って気になってたんだ!(※「湘」は湖南省を表す略称。上海は「滬」、広東は「粤」など各地にある。主に車のナンバーや料理ジャンルに用いる)
▲本場よりも辛さ、塩控えめ。子連れファミリーも安心の味付け
台湾風に和らいだ味付け
入り口で人数を告げると、4人掛けのゆったりした席に案内されたよ。お子はもう普通に大人と同じものでいいよね。「ウーン…トウガラシはナシで」。ええーっ、微辣もダメ? 昨今はそうだよねえ、私辛い物も食べてたし、毎朝カフェオレ飲んで幼稚園行ってたよ。時代は変わったね。
ま、それでも大人用に、やっぱこれいくでしょ「孜然排骨」(156元/本)! それから名物をあれこれオーダー。ウチらはビールで、子どもにジュース「百香果翠茶」(120元)っと。
平日夜でお客さん少なめのせいか、じゃんじゃん料理が出てきた。「孜然(クミン)排骨」はちょっと辛いスペアリブ。スパイシーでクミンの香りがたまんなくクセになるんだよね。それから酸っぱい豆の漬物と挽肉の炒め「酸豆角肉末」(270元)、これはごはん泥棒なやつ。続いてエビフライ「棒棒蝦」(270元/4本)、中華ベーコン入りの「湖南炒飯」(260元)。
うん、言っていいかな。総じて味が薄めで、塩も辛さも足りない。スペアリブのスパイスも控えめ。「だから子連れでも安心なのよ、そんなに塩やトウガラシを摂ってたら身体に障るよ」…そりゃそうだけど…でも私の中で湖南料理って言ったらトウガラシの「辣」じゃなくて山椒の「麻」が効いてて、でも辣も効いてて、ガツンと塩もふんだん、ご飯が進むわビールが進むわっていう料理なんだよ~。よし、子どもの成長を待とう!
info
住所 台北市南港区経貿二路186-1號 中国信託金融園区C棟1階TEL 02-2782-0866営業時間 11時半~14時半、17時半~21時半席数 約150席予算 400元~エリア 南港
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