台北市で9月6日(水)、デング熱の新規感染が2例確認された。
(圖/自由時報)
感染者はいずれも士林区の居住で、うち1名は本土感染者で20歳代男性、8月30日に発症。もう1名は20歳代女性で9月4日にフィリピンから入境、空港での検疫検査を受け、両者ともに6日(水)感染が確定した。
衛生局によると、同日朝9時時点で台北市内におけるデング熱の感染数は38例。うち28例が海外からの入境者で、10例は本土感染。北投区と文山区が各3例、中山区が2例、大同区と士林区が各1例となっている。同局では感染者の居住地域を中心に、デング熱を媒介する蚊の繁殖源の清掃・消毒作業を実施。除虫菊由来のピレトリンや有機リン酸塩系の殺虫剤を使用し、人体への影響の低い分量を散布している。
衛生福利部疾病管理署によると、台湾全土における9月1週目の新規感染者数は1311例。台南市で1205例、高雄市が48例、などで、台南市では累計4064例、死亡3例となった。
(9月6日)