教育部国民学前教育署の職員が5月23日(火)、雲林縣の小中学校のトイレ視察調査を実施したところ、斗南鎮の小学校の和式トイレに個室を分けるドアがなく、通称〝ニーハオトイレ〟の状態であることがわかった。
同縣では縣内小中学校27校のトイレ54件の修繕工事を計画。これに際し教育暑の小中学校課長を招き、同日8校の実地調査を行った。そのうち斗南鎮の大東小学校で、和式トイレ5個を隔てる壁やドアが設置されていなかった。
同校の校長はこれについて「現在修理中で、先に床材と便器のみ完成した状態」と説明している。改修工事は3月から実施しており、現在は工事が半分ほど完了した状態だという。
なお同校に通う生徒の親から「ドアなしトイレ」について疑問と不安を呈する電話もあったといい、校長は「換気や動線を見直し全面的な改修を実施しており、ドアなしが通常の状態ではない」と話したという。
(5月24日)