【特集】さあ、台湾の駅舎をめぐる旅へ出かけよう②

3.新竹(シンジュー)站

台北駅から1時間ほど、縦貫線と内湾線の両方に跨る。
1893年に運用開始しているが、現在の駅舎は1913年に建てられたもので、台湾に現存する駅舎の中で最も古い。

ずっしりと重量感のある駅舎は総督府鉄道局に勤めていた日本人建築家・松崎萬長氏によるもので、
バロック・ゴシックを融合させた荘厳な石造り。

開発が進む中保存運動が展開され、1998年に重要文化財に認定された。
東京駅と姉妹提携している。

駅前の環状路に面した「東門文昌鶏飯」。ジューシーな鶏肉にネギダレが絡んでどこまでも箸が止まらない

駅から徒歩5分の影像博物館。1933年築の映画館「有楽館」を改装したもので、古い映写機やポスターの展示のほか映画の上映もある。映画鑑賞は一般20元(!)

古い映写機やポスター、映画作りの流れなどを展示したスペースはこちらが入り口。映画館脇の細い小路を通って裏手へ。

ほかにも美術館や消防署など、新竹には古い建物がいっぱい

駅前のアイスクリーム店「多謝綿綿冰」もマストスポット

 

4.香山(シャンシャン)站

1902年、新竹―中港(現在の竹南)の3駅が開通した際に置かれ、新竹の1つ南に当たる。現在の駅舎は1928年築で、阿里山産のヒノキを使用した入母屋(いりもや)造り、屋根は日本式の黒瓦。

時代劇に登場しそうな佇まいの駅舎

まるで神社の社務所みたい? 切符売り場はコチラ

駅から北へ10分ほど歩くと1770年築の媽祖廟「香山天后宮」が

つづきはコチラから!!

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