【トリビア~ン台湾】Vol.106 中元節

 

少し前、スーパーやコンビニで「普渡(普度)」と書いている商品を見かけましたが、あれは何だったのでしょう?

 

 

それは中元節のお供え用のものですね。毎年この時期になると、お菓子やインスタント麺などがオススメ商品として売られています。

 

<解説>

 中華圏の文化で旧暦7月は俗に言う「鬼月」に当たり、今年は8月3日が旧暦の7月1日でした。この日から30日間、亡くなった人の魂が人間界に戻ってくることができるとされています。「普渡」とは、亡くなった人をより良い世界に送るための儀式です。旧暦7月15日、今年は8月17日の「中元節」にはこうしたものを供えるため、「普渡」用の商品がたくさん売られるんです。ちなみに「鬼月」には多くのタブーがあり、夜の外出も控えます。近頃、夜にあまり人が歩いていないことに気づきましたか?

お供えはジュースやお菓子がメイン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 花蓮地方検察署は5月8日(水)、2021年に花蓮縣内で発生した鉄道事故の犠牲者のものとみられる遺骨や…
  2. 彰化縣のドリンクチェーン店の店員らが、乳酸菌飲料を大量に飲み、吐き出す光景を撮影しSNSに投稿。これ…
  3. 衛生福利部疾病管理署の統計によると、台湾全域における「腸病毒」感染増を受け4月末~5月1週目の救急外…
PAGE TOP