台北副市長が中央を批判も返り討ちに 検査キットの配布巡り

台北市の黃珊珊・副市長は5月9日(月)、中央流行感染症指揮センターが6日(金)に73万人分のスクリーニング簡易検査キットを配布すると発言したものの、台北市では未だ受け取っていないと糾弾した件で、簡舒培・市議は10日(火)、市内の某学校による9日(月)付の検査キット受領票を自身のFacebook上で公開。副市長の発言は事実と異なるとし、公然と嘘を吐き中央を攻撃しようとしているとして批難した。

新型コロナウイルスの感染拡大対策を巡っては、これまで柯文哲・市長による同センター陳指揮官に対する攻撃が度々発生。簡市議はさらに「この8年、台北市民は口だけで何もしない市長に辟易しているが、まさか後継者が存在するとは」とコメントし、副市長の発言を厳しく叱責した。
(5月10日)

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