【今週もゴチになります】看板のない店 —日本料理—

稀少なレバ刺しを堪能

「海外に住む日本人が和んで寛げる店を作りたい」という日本人オーナーの想いからできた林森北路五條の「看板のない店」。流暢な日本語で同店を切り盛りする店長のkeroさんは、細やかな接客で「おもてなしの心」を感じさせる。

まずは、今回1人1皿サービスされる「タコわさび」を肴に「アサヒ生ビール」(180元)で乾杯といこう。台湾では希少なタコは瑞々しく、ピリッと辛みの効いた山葵が口の中を刺激する。

同店を代表する「牛レバ刺し」(360元)。仕入れのある火・金曜になると、これを目当てにした日本人ビジネスマンが集う集う。日本ではNGとなってしまった昨今、台湾でも稀少な珍味を味わいたい方はぜひ。

その他人気メニューの数々の中から数品を紹介。まずは昭和の食卓を回想させる「懐かしのハムカツ」(180元)から。戦後の流行から早70年あまり、いまだ不動の人気を誇るハムカツ、サクサク衣の中の肉厚ハムに思わず笑みがこぼれる。サーモンピンクが美しいさっぱりとした「梅肉ポテトサラダ」(180元)や柔らかい白身と西京味噌の相性抜群の「カレイ西京漬」(360元)は箸休めに。寒い夜には、花山椒のピリッとした痺れがクセになる「麻婆拉麺」(280元)を〆にどうぞ。

強炭酸で元気に乾杯

同店では近頃、近年話題の「炭酸水メーカー」を導入し、強炭酸のソーダ割人気が著しい。店長オススメは、芋焼酎では珍しい低温蒸留を施した「天孫降臨」(1280元/本)の炭酸割。「梅干しサワー」や「生搾りレモンハイ」(各180元)もすっきりした飲み心地で飛ぶように売れる。

炭酸割を含め、ビール、焼酎、日本酒などの「飲み放題」(880元)も用意。飲み放題付き「宴会コース」(1500元~/人)も20人から受け付ける。2020年の幕開け、看板のない店で元気にスタートしよう!

Info

住所 中山区林森北路85巷9號

TEL 02-2581-6345

営業時間 17時半~24時(ラストオーダー23時)

席数 38席、個室1(最大12人)

予算 1000元

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