ガンベロ・ロッソ掲載店
オープンして6年の本格イタリアン「アンティコ・フォルノ」。同店では各地方の伝統的な料理だけでなく、現代のトレンドも押さえている。オーナーシェフの呉さんは、十代の頃に出会った2人のイタリア人シェフの影響を受けこの道に入ったという。
同店は、イタリアのリストランテ格付けガイド「ガンベロ・ロッソ」に3年連続「ベストピザ」として掲載。それもそのはず、ローマで本場の味を学んだ呉オーナーは今でも、年に数回イタリアを訪れては各地を食べ歩き、研鑽を重ね、新メニューを持ち帰っているのだ。
プロセッコで陽気に乾杯
呉オーナー自慢のピザは生地にモッツアレラ・ナス・ドライトマトを乗せてから一度焼き、焼き上がりにブラティーナチーズやルッコラを添えた「ブラティーナ」(460元)。この〝二段かいトッピング〟は近年イタリアでも人気の手法だとか。中はモチッ、外はカリッと香ばしく焼き上げた生地、必ず味わっていただきたい一品だ。
またトリュフペーストと生トリュフのダブル使いをした「ソーセージトリュフクリームパスタ」(550元)には、ピエモンテ産ワイン「バルバレスコ・DOCG」(3000元/本)を合わせて。ワイン選びに迷ったら、イタリア人スタッフがオススメしてくれる。
ディナー限定で振る舞うスパークリングワイン「プロセッコ」は「前菜盛り合わせ」(800元)と一緒に乾杯を。イタリア産プロシュートやサラミ、グリル野菜、ブリー、ゴルゴンゾーラ、チーズに付けるオニオンジャムなど、イタリアの美食を詰め込んだひと皿に、軽い口当たりのプロセッコがディナーの幕開けにぴったりだ。
イタリア人も異郷の地・台湾で足繁く訪れる店で、イタリアらしい陽気な夜を。
Info
住所 大安区瑞安街141號
TEL 02-2706-3322
営業時間 12時~17時半、18時~22時(土・日曜は~15時、18時~22時、ラストオーダー各1時間前)
席数 45席
予算 ランチ500元、ディナー700元