台北市の台北田徑場にて8月30日(水)、国際大学競技大会「ユニバーシアード2017」の閉幕式が行われた。全12日間の日程で、日本は過去最多の金メダル37個を獲得、今大会でメダル獲得数1位となった。
今回は全130カ国・地域から、7000人超の選手が参加。
台湾は金26個、銀34個、銅メダル30個の計90個を獲得。金メダル取得者は槍投げの鄭兆村、短距離走の楊俊瀚、オリンピック選手でもある男子体操の李智凱ら。テニス選手の李冠毅は、26日(土)に行われたロシアのローマン・サフィリンとの対戦で、体調不良のため試合中に度々休憩を要した後、中盤で棄権。応援に駆け付けたファンらの温かい拍手で送られ、車いすで会場を離れた。
一方、ネット上の投票で今大会の際注目選手に選ばれたのは、ドイツの槍投げ選手アンドレアス・ホフマン。金メダル最有力とされていたが、鄭兆村の演技終了後には駆け寄ってハグをし、メダル授与式では台湾選手とセルフィーをするなどの行為が観戦者からの好感を集めた。
次回大会は2019年にイタリアのナポリで開催される。
(8月30日)