公共交通での飲食禁止が拡大 雙北の路線バス290本も対象  

 台鐵、高鐵と高速バスで2月1日(月)より、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として車内での飲食が禁止となった。また台北市公共運輸處は2日(火)、台北・新北市の路線バスでも即日飲食を禁ずることを公表した。違反をし、注意を受けても従わなかった場合、3000~1万5000元の罰金処分となる。

 

 10日(水)からスタートする旧正月の休暇に合わせ、人の移動量が増加することを受けたもの。観光列車を除き、台鐵と高鐵、高速バス、船舶、航空便の国際路線も禁止対象となった。ただし船舶に関しては飲食スペースを含まない。

 

 同處副處長によると、交通部による鉄道及び航空・船舶を対象とした対策に呼応したとしている。現在台北・新北市を運行する路線バスは約290本、車両数は3500台以上。1日当たり100万人以上が利用しており、今回の施策には大きな効果を見込んでいるという。

 

 なお生理的に水分補給が必要な場合や、薬の服用、授乳は処罰の対象とされない。

(2月3日)

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