三重区の建設事故で建物倒壊 74世帯182人が避難

新北市三重区のマンション建設現場で、1月6日(月)、地下掘削作業中に隣接する建物の1棟が倒壊しもう1棟が損傷を受け解体される事故が発生。これにより居住者74世帯182人が避難を余儀なくされ、施設や親族宅で仮住まいをしている。

同現場の建設業者は7日(火)、説明会を開き、被災者に謝罪すると共に各戸に20万元、賃借者に3万元の慰問金支給を決定。さらに信託基金を通じ被災者の権利を保障することを約束した。また必要に応じて建物を買い取るか再建する意向も示したが、詳細は未定。
新北市の朱惕之・副市長はこれについて、市政府が法的手段や信託を活用し、被災者の権利を保護すると表明。また、未倒壊の建物については建築専門家らによる安全確認を行い、必要に応じ業者に賠償を求める方針。
近年、同様の建設事故が頻発しており、安全や賠償問題への関心が高まっている。

(1月8日)

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