宜蘭の民俗行事「頭城搶孤」 油を塗った柱をよじ登る奇祭

宜蘭縣頭城鎮で旧暦7月末日に行われる民俗行事「頭城搶孤」が9月2日(月)深夜に行われ、今年は5000人余りが参加。41歳の鉄工職人の男性率いるチームが2019年以来二度目の優勝を果たした。

「搶孤」とは仏教の盂蘭盆会を起源とする行事で、中元が終わっても冥界へ戻らずこの世に残った孤独な魂を追い返す目的で行われる。参加者は5人1組でチームを構成し、油を塗った高さ40mにも及ぶ柱を麻の縄一本でよじ登り、頂点の旗を奪うもので、台湾の奇祭の一つとされる。
なお優勝チームには賞金15万元が授与された。

(9月3日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 山本「あ~あ、昨日の麻雀(マージャン)は負けが込んじまった。気づいた時にはもう手遅れなんだから『麻雀…
  2. 台北市内の商業施設で行われたイベントに参加した男性が、9月8日(日)朝、施設内トイレで死亡しているの…
  3. 高雄市に住む27歳の女が、市内の飲食店で無銭飲食を12回繰り返した件で、高雄地方検察署はこの度女を詐…
PAGE TOP