台北市大安区で、4月30日(火)、盲導犬を連れた女性が友人らを伴い飲食店を訪れたところ、店員からペット帯同の入店を断られるという出来事があった。女性は店長に対し、盲導犬はペットとは異なること、合法的にすべての公共スペースに出入りすることができることを説明したがそれでも拒絶され、入店を諦めたという。
女性らの説明を聞いた店長は「通報したければどうぞ」「オーナーの方針で、犬がほかの客を怯えさせたことがあるので盲導犬の入店は不可」と話した。女性らは諦め近隣の別の店を訪れたが、そこでは盲導犬のために席の間隔が広い席を用意してくれたという。
女性は、台湾で盲導犬が導入されて20年以上になるが、店員は「法律など怖くない」という態度で、盲導犬及び視覚障がい者の権益が尊重されていないと感じたとする。
なお同店は翌日、Facebook公式アカウントにて謝罪と弁解の言葉を投稿した。
(5月8日)