4月23日(火)深夜2時半頃、花蓮縣の沿岸部などを震源とするM6.0規模の地震が立て続き2回発生し、中央気象署は4月3日に発生した大地震の余震であると説明した。
中央気象署によると、3日の地震による余震は23日までに1000回を突破。また「921大地震」の経験から、余震は半年から1年に渡り続く可能性を示唆した。
余震は23日深夜2時台に12回発生。2時26分と32分の2回に至ってはM6、M6.3規模と大きく、花蓮縣内で最大震度5を観測。市内では建築物2棟が大きく傾き、また22日(月)20時、21時台に各7回、22時台に15回、23時台に9回、23日(火)0時台10回、1時台9回と頻発している。
なお沿岸部の省道11号線では土砂崩れが多発、近隣の水璉、磯崎集落では住居の天井の崩落や棚から物品が落下するなどし、自宅にいるのは不安だとして自家用車内で夜を明かすなどの状況がみられた。
また25日(木)2時過ぎにも最大震度3の地震が発生している。
(4月25日)