1歳男児、虐待受け死亡 ベビーシッター姉妹を逮捕

 台北市文山区で昨年12月、1歳の男児が死亡した件で、警察は男児の世話をしていたベビーシッターの女とその妹から虐待を受けていたとみて姉妹を拘留、取り調べていることがわかった。

@自由時報

 母親は男児を妊娠中、新北市の児童福利聯盟に養子縁組について相談。出産後、養子縁組に同意する契約をし男児は同聯盟の保護下に置かれた。しかしその後母親が失踪、聯盟は養子縁組の手続きを継続できないとして男児を祖母に返したが、祖母は養育できず、昨年10月、ベビーシッターに預けられたとみられる。

警察によると男児は昨年12月、窒息により死亡。しかし全身に傷やアザがあり、額や骨盤が陥没、爪が剥がれ、歯も折れていたことで虐待が疑われた。さらに姉妹宅にいた外国籍の看護師が姉妹の虐待行為を証言し、警察は姉妹を逮捕した。

 この件について社会局は、男児の養育環境や状況視察の回数など政府の対応を批判している。

(3月12日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 4月3日に花蓮沖で地震が発生した当時、嘉義縣渓口郷の小学校長が出勤しておらず、学生の安全確保を差し置…
  2. 4月3日の花蓮沖地震を受け、高校生が開発した地震速報アプリが注目を集めている。 アプリは…
  3. 4月23日(火)深夜2時半頃、花蓮縣の沿岸部などを震源とするM6.0規模の地震が立て続き2回発生し、…
PAGE TOP